骨董品の買取・福岡

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琉球塗の漆器買取ました

■漆塗りの漆器は国内でもたくさんありその中でも皆が知っている輪島塗や山中塗、春慶など有名な産地があります。今回の漆器は沖縄の物で「琉球塗」といわれるものです。骨董品や古美術品としてもよく見かけるものですね。

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この琉球漆器は沖縄は昔から中国漆器の技法を取り入れ、もっぱらその習得につとめてきましたが、特に1609年(慶長14年)以来薩摩に支配されるようになってからは、施政上の立場から当時の琉球王府が直営としての貝摺奉行所漆器製作所)を拡大強化し、漆器の生産に力を入れました。生産品は中国風に出来ており、将軍家への献上器、諸大名への贈答品、あるいは民間交易品として珍重されるようになりました。特徴としては沖縄独特の「堆錦」の他に中国から学んだ「螺鈿」「沈金」「箔絵」等があります。「堆錦」は顔料と漆を固く練り合わせ餅状にしたものを板上で薄く伸ばし、模様を切り抜き器物に張りつけ、その上でさらに筋入れ彩色を施す技法です。「螺鈿」は中国と同じ埋込法で紙のように薄く摺り上げた夜光貝(現在はあわび貝)を模様の形に切り抜き器物の表面に貼りつけ、その高さまで黒漆を塗り込み 研ぎ出す方法で、模様を貝特有の自然の色で巧みに配色しているのが特色とされています。近年は塗立のうえ、貝面の全部漆を小刀でハジキとる方法がとられて います。「沈金」は元来中国の「鎗金」の技法を受け継いだもので、特徴は模様そのものより器物の形を強調するよう単一の細い線で全面に模様を施し、最後に彫線に金箔等を摺り込んで仕上げます。地色の朱に金箔が映えて実に華麗で、しかも重厚なものとなっています。琉球漆器は、加飾法が多種多様なことも、またその特色の一人です。琉球漆器の高く売れるものの中には状態の良い物、」螺鈿や細工が細やかで綿密なものなどが高価買取の対象になります。骨董品買取の福岡玄燈舎では 琉球漆器を買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100