骨董品の買取・福岡

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会津若松の文箱買取りました

古い漆塗りの器でなかなか状態の良い物は残ってないですが今回の骨董品買取の場面では輪島塗、会津塗、春慶塗などの器や箱ものが沢山出てきました。福岡市城南区での出張査定で漆塗りの価値を知りたいとお電話がありましたので伺い買取致しました。

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この写真の文箱は会津若松の「文箱」です。とても状態が良く変色も見られませんでした。会津塗とは今から500年程前の室町時代、芦名氏が漆樹の植樹を奨励したのが始まりで天正年間(1573~92年)蒲生氏郷が近江より職人を招き、その技法を会津に広め漆工養成と技術の進歩を図り、一躍産業化されました。
朴、栃、欅等を木地として日用品漆器を生産し消粉・色粉などの蒔絵と沈金に特徴があり日本人好みの縁起の良い意匠や、多彩な加飾法が楽しめ、渋味のある「鉄錆塗」もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」が特徴です。昔より会津塗は、お椀や重箱、菓子鉢など、昔から人々の暮らしとともにある漆器として親しまれてきました。そして上に記したように堅牢な塗りと沈金、朱磨き、蒔絵などの優美な意匠で全国に広まりました。特にうるし絵は会津独特のもので、筆に色漆を含ませ、丹念に模様を描いた漆器は、塗りの美しさと相まって見事な逸品となります。そんな会津塗の器は状態の良い物や伝統工芸士の手によるものなどが高く売れるようです。未使用品はもちろん共箱の物など大事に保管していてください。
骨董品買取の福岡玄燈舎では会津漆器を買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100