レトロなキューピー人形買取りました
先日は骨董品買取の場面でおもちゃや人形などを査定させていただきました。昔のミニカーやプラモデルのほかに写真のキューピー人形がありました。銅製の古い物でした。
キューピー (Kewpie) とは、1909年に米国のイラストレーター、ローズ・オニール(Rose O'Neill、1874年6月25日 - 1944年4月6日)がキューピッドをモチーフとしたイラストで発表したキャラクターです。
ドイツの複数の工場で量産されたビスク・ドール製のキューピー人形はアメリカで人気を博し、オニール自身の要請により日本でも同年(1913年=大正2年)作られることになります。当初はアメリカへの輸出向けとして作られていたが、のちに日本のオリジナルとも言うべき特徴を持ったキューピーも作られています。後述の楽曲、「おもちゃのマーチ」が1923年に発表されていることからもキューピー人形の誕生と普及については、ほぼ世界的に同時進行であった。
アメリカではコンポジション製のものが生産されるようになりますがこの技術はアメリカの特許で、パルプ系の材料を粘状にしたものを造形して樹脂などで固めるものであり、磁器製の物よりも技術的な造作の自由が効くという利点があったようです。
1925年以降になると材質はセルロイド製が主流になります。第一次世界大戦で疲弊したドイツに代わり日本がセルロイド製品を多く手がけるようになり(当時日本統治下の台湾には、樟脳の原料になるクスノキが豊富だった背景がある)、着色が容易なことからカラフルなキューピーが登場します。燃えやすいなどの欠点が指摘され始めて以降はソフトビニール製のキューピーが主流となりました。(1954年に、アメリカはセルロイド製の玩具を輸入禁止としている)キューピー人形の高いものは黒色のキューピーや
怖い顔のキューピー、羽が生えているキューピーなどがレアで高く売れる可能性があります。
骨董品買取の福岡の玄燈舎ではキューピー人形を買取します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100